2005年 10月 30日
今日も美術館行っちゃいました。(やらなくちゃいけない事をほったらかしにして!!) 今日行ったのは、国立近代美術館。 「ドイツ写真の現在」 有名どころだと「アウグスト・ザンダー」かな、、。肖像写真家。「20世紀の人間」プロジェクトに取り組んだ作家です。 彼の写真を見ると、物事を観察する事の重要さに気付かされます。 そして、他のドイツの写真家たちの作品、、、。 やっぱりベルント&ヒラ・ベッヒャーの写真はドイツという国の気質を表しつつ、真面目だな〜と思います。そして、曇りの日に写真を撮る気持ちって、、、むむぅ。すごいとしか言えない。 空の描写を排除して、ひたすら近代産業建築物を緻密に撮影する、、、。日本人の大好きな台詞「かわい〜」から遠いところにいると感じました。 あ、嫌いなわけじゃないですよ。 彼等の作品を見て、久々に大判カメラが懐かしく感じました。(8×10は使った事ないけど)4×5のピングラを見る瞬間ってかなり興奮するんですよ。 絵を書く時に真っ白な紙を目の前にして、畏敬の念を抱くような気持ちとでもいいましょうか。 でも、ピングラにルーペをあてて画像を見る瞬間ってかなりドラマチックなんですよ〜。ルーペがピングラにあたる音もいいし。(変態っぽい?) そして、ピントを合わせる瞬間とかって背骨が熱くなるんですよ。あはは。 35だと、こうはいかないんですよね〜。 文章がかなりマニアックな感じになってしまいました、、、。 あ、それと近代美術館の工芸館にも行きました。 「日本のアールヌーヴォー」 ハッキリ言ってアールヌーヴォーって乙女チックすぎて毛嫌いしていたのですが、、、 かなりいいかも。日本のアールヌーヴォー。 日本人の観察眼の鋭さと工芸品を作る器用さは、世界一ではないかと。 時間ギリギリだったので大急ぎで見たのですが、、、またゆっくり見に行きたいです。 あ!!それと国立近代美術館の常設なのかな?!私の大好きな川合玉堂が一枚見られたのがよかったです。 横山大観の「生々流転」よりも素晴らしい!!川合玉堂最高。 平櫛田中(ひらぐしでんちゅう)の彫刻も素晴らしい。国立劇場の入り口に置いてある彫刻、、、。もう一度みたいなぁ。 かなりつっぱしった文章になってしまいましたが。最近、毎週のように美術館めぐりです。次はあの論争になってる真っ赤なイタリア文化会館に行きたいな。
by kawo_55
| 2005-10-30 22:07
| 日々の事
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